ワンビ、小型指紋認証リーダーと不正利用防止ソフトをセットにした「OneBe UNO Touch」

　ワンビ株式会社は28日、USB接続の指紋認証リーダーと不正利用防止ソリューション「OneBe UNO」を組み合わせ、「OneBe UNO Touch」として提供すると発表した。4月3日より受注を開始する。価格は8580円（税別）。

　OneBe UNO Touchは、センサーに指でタッチするだけで利用できる小型の指紋認証リーダーとOneBe UNOを組み合わせ、さまざまなセキュリティ機能を利用可能にしたWindows 10向けソリューション。

　指紋認証リーダーはPCに挿した状態でも約10mmが飛び出すだけと小型な上、デバイスをUSBポートに挿入するとドライバが自動的にインストールされ、指紋登録もWindows 10が搭載しているWindows Helloの設定画面から容易に行えるので、すぐに導入できるという。

指紋認証リーダー

　一方のOneBe UNOは、店舗やショールーム、病院、工場、学校など、使用範囲が限られている持ち出し禁止端末にインストールするセキュリティソリューション。端末のネットワーク状況や位置情報、電源の接続などを監視し、利用ポリシーに違反した状態を検出すると、大音量アラームや入力デバイスのロック、強制シャットダウンにより、不正利用や不正持出を防げるとのこと。

　なお、いったんロックされた状態を解除するには、利用ポリシーを満たす状況に戻す、USBキーを挿入するなどの方法があるが、指紋認証による一時的なロック解除にも対応しており、こうした場合に指紋認証リーダーが利用できるとしている。