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鈴与シンワート、国内6拠点目となる新データセンター「S-Port北陸センター」を開設

 鈴与シンワート株式会社は27日、国内6拠点目となるデータセンター「S-Port北陸センター」を開設したと発表した。

 S-Port北陸センターは、地震対策としてビル本体の揺れを低減する「基礎免震構造」を採用。M7.2の地震を想定して、5種類の免震装置を組み合わせにより揺れを軽減し、耐震性能として最高のSグレードを実現した。

 また、北陸特有の「冬季雷(ブリ起こし)」にも十分耐えられる雷対策として、直撃雷からの保護では最高の「保護レベルI」(最大電流200kA)、誘導雷からの保護では統合接地システムによる等電位化を行い、雷サージ保護装置を設置している。

 高信頼の電源設備(ティア3レベル)を備え、異なる変電所からの高圧電力を本線・予備線方式で受電。非常用発電機・UPSはN+1構成(必要台数+予備機)で、非常用発電機は、定期的に実負荷運転試験を実施している。

 このほか、6段階のセキュリティレベルにより領域を区分し、レベル3以降は非接触式ICカード認証、最上位のレベル6は指透過式の指紋認証を実施。空調設備もN+1構成(必要台数+予備機)で、高効率空調方式を採用している。