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A10、ソリューションに特化した新パートナープログラムを開始

第一弾としてFNETSを「Cloud Proxy Solution Partner」に認定

 A10ネットワークス株式会社(以下、A10)は27日、ソリューションに特化した新パートナープログラム「A10 Solution Partner Program」を開始した。プログラムの第一弾として、富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS)を「Cloud Proxy Solution Partner」に認定した。

 A10ネットワークスは、アプリケーションサービスゲートウェイ「Thunderシリーズ」を通し、アプリケーション配信からセキュリティまでソリューションを展開している。多様なソリューションで顧客のニーズに応える一方、特定のソリューションにおいては、より深い専門知識と高い技術力による、きめ細かいサービスへの需要が増えていることから、市場での需要が高い、または活性化を狙う特定のソリューションに特化したパートナーを促進する「A10 Solution Partner Program」を開始した。

 プログラムでは、該当のソリューションに強みを持つパートナーを1社選定し、より専門的な技術およびマーケティング面での支援を行う。A10は、本プログラムの認定パートナーとともに顧客の高度な要望に応え、該当ソリューションの導入を推し進める。

 A10 Solution Partner Program認定パートナーへの支援内容としては、A10のLabにおける新機能の検証、ならびにA10技術部門の知見の提供、仮想アプライアンス「vThunder」の無制限での提供、ソリューションスペシャリストSEの認定および教育、各種マーケティング支援などを行う。

 A10では、A10 Solution Partner Programの第一弾として、クラウドプロキシソリューションに特化したパートナー資格「Cloud Proxy Solution Partner」を設け、FNETSを認定した。

 FNETSは、これまで共同ソリューション(A10クラウドプロキシ+FNETS DLIST Manager ソリューション)を提供するなど、同分野における高い実績がある。FNETSはCloud Proxy Solution Partner認定により、同ソリューションに関するサービス提供を強化し、両社で企業の快適なクラウドアプリケーションの利用を促進する。

 A10のクラウドプロキシ+FNETSのDLIST Manager ソリューションは、Microsoft Office 365導入時に課題となるプロキシサーバの負荷上昇を解決する。A10のThunderシリーズでOffice 365への通信を振り分けプロキシサーバの負荷を軽減するとともに、頻繁に更新されるOffice 365ドメインの設定作業については、DLIST ManagerでOffice 365のリストを自動取得し、Thunderシリーズへ自動設定することで、お客様の運用負荷を軽減する。

 今後、A10では、年内にセキュリティ分野のソリューションに特化したパートナーを追加で認定し、A10 Solution Partner Programを契機とした売り上げを向上させることを目標とする。