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テクマトリックス、組織的なJenkins運用を実現する「CloudBees Jenkins Enterprise」を販売

 テクマトリックス株式会社は9日、米CloudBeesとパートナー契約を締結したと発表した。これに伴いテクマトリックスは、CloudBeesが提供するエンタープライズ版Jenkins「CloudBees Jenkins Enterprise」を3月下旬より販売開始する

 「CloudBees Jenkins Enterprise」は、オープンソースの継続的インテグレーション(CI)ツールであるJenkinsを拡張し、組織的に利用するために最適化したソリューション。大規模な開発におけるビルド/テスト、ステージング、リリースにいたるライフサイクル全体を統制し、CIや継続的デリバリー(CD)を支えるための機能が多数追加されているという。

 具体的には、複数のマスターを集中管理することが可能で、統制の取れた運用と柔軟なスケーラビリティを実現。Jenkinsへのアクセスを一括管理し、担当者の役割(ロール)に応じたアクセス制御によるセキュリティを提供できるほか、Jenkinsのマスター障害を自動的に検知し、即座にバックアップ環境で継続稼動する仕組みも備えているので、安定したJenkinsの稼働を支援できるとしている。

 またCloudBees社のエキスパートと連携し、日本国内におけるサポート体制を確立しており、CloudBees Jenkins Enterpriseのユーザーは、回数無制限の高度なテクニカルサポートを受けられるとのこと。

 テクマトリックスでは、CloudBees Jenkins Enterpriseの国内販売代理店として、日本国内での販売、マーケティング、ユーザーサポート、ソリューションサービスの提供を展開する計画だ。