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CEC、自治体向けの統合ログ管理サービスを4月から提供

 株式会社シーイーシー(CEC)は、マルチメーカー対応の認証印刷ソリューション「SmartSESAMER SecurePrint!」(以下、SecurePrint!)を、富士通の自治体向けログ管理ソリューション「MICJET(ミックジェット)セキュリティログWATCHER」と連携させ、自治体向けの統合ログ管理サービスとして、4月より提供開始する。

 CECのSecurePrint!は、メーカー・機種を問わず複合機・プリンタの印刷情報・操作情報を認証技術で一元管理するソリューション。今回、これを「MICJETセキュリティログWATCHER」と連携させることで、業務システムと多種多様な端末にかかわる証跡情報(操作ログ)を収集し、個人情報へのアクセス状況を可視化するという。

 具体的には、住民情報や介護福祉などの業務システムにおける、操作、印刷、ファイル操作、ハードコピーといった、PCの操作ログを集約。あわせて、どのPCから「誰が」「いつ」「どのプリンタで」「何を」「何枚印刷したか」「誰が受け取ったか」といった印刷ログを一元管理できる。

 操作はWebブラウザから直感的に行え、業務システムの操作、端末のファイル操作、複合機上の印刷操作のログを横断的に検索し、一連の操作として時系列に確認可能。「時間外の印刷操作」「印刷回数の異常値検出」「証明書の出力状況と印刷状況の突合」など、ログの監査によるセキュリティリスクの検出を支援するとした。

 また、自治体ごとに異なるシステム環境、セキュリティニーズに応じて、柔軟なログ管理サービスを提供できる点も特徴とのこと。