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Winテクノロジ、IT資産管理パッケージの新バージョン「PerfectWatch Advance」

 Winテクノロジ株式会社は7日、IT資産管理パッケージ製品の新バージョン「PerfectWatch Advance」の提供を開始した。

 Winテクノロジでは、ISOなどの規格にのっとったIT資産管理を推進するソリューション「PerfectWatch」を提供しており、約20社に利用されている。しかし、標準的な導入であっても1000万円以上の費用、4~6カ月の導入期間を要するなどの課題があった。

 新バージョンの「PerfectWatch Advance」では、PerfectWatchのユーザー権限、ワークフロー機能、認証機能、ソフトウェア管理レベルを強化する一方、機能をシンプルにブラッシュアップすることで、低コストかつ最短3週間での導入を可能にした。また、導入プロセスを標準化したことで、パートナーによる導入も容易になった。

 台帳機能としては、PCやサーバーなどのハードウェア管理台帳、プリンターやネットワーク機器などの周辺機器管理台帳、各種ライセンス形態に対応するライセンス管理台帳などを整備し、それぞれを関連付けて管理する機能を提供。また、ツールで取得した機器構成管理情報データと台帳情報との比較機能、IT資産のライフサイクルで発生するイベントに対して各種の申請書を提供するワークフロー機能、ハードウェア、周辺機器の棚卸支援機能などを提供する。

 エンドユーザーは、各自が利用・管理するIT資産の状況をポータルサイトで確認でき、各資産に対する申請や棚卸などのオペレーションもすべてポータルから行える。

 製品のライセンス価格は300万円、保守年間費用は60万円、ソフトウェア辞書更新サービス年間費用が36万円(いずれも税別、管理対象ハードウェア台数2000台まで)。Winテクノロジでは、2018年3月末までに国内企業20社以上への導入を目指す。