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Winテクノロジ、IT資産台帳システムのクラウドモデル「PerfectWatch Advance Online」提供開始

 Winテクノロジ株式会社は27日、IT資産台帳システムのクラウドモデル「PerfectWatch Advance Online」の提供を開始した。

 「PerfectWatch Advance Online」は、Winテクノロジが 2017年3月から提供している資産台帳管理ソリューション「PerfectWatch Advance」を、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で展開するクラウドモデルのサービス。合わせて、監視・バックアップ・アンチウィルス、サポートデスクなどの各種メンテナンスサービスも利用できる。

 IT資産の管理に必須となる、PCやサーバーなどのハードウェア、プリンターやネットワーク機器などの周辺機器、各種ライセンスなどの台帳を整備し、それぞれを関連付けて管理が可能。さらに、インベントリー(機器構成管理)ツールで取得した機器構成管理情報データを取り込み、台帳情報と比較し、利用実態との差を容易に確認できる。

 また、ワークフロー機能として、IT資産のライフサイクルで発生するイベントに対し、各種「申請書」を提供。申請書を利用することで、しかるべき承認を行った情報が台帳に登録されるため、高いガバナンスを実現できる。このほか、ハードウェア、周辺機器の棚卸支援機能や、エンドユーザーが「利用・管理」するIT資産の状況を確認できるポータル機能などを提供する。

 提供価格は、PC1000台までの場合で年額240万円から。Winテクノロジでは、2018年3月末までにパートナーを通じて国内企業10社以上への導入を目指す。