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arcserve Japan、クラウド対応を強化した統合バックアップソリューションの新製品

 arcserve Japan合同会社は、統合バックアップ/リカバリーソリューションの「Arcserve Unified Data Protection v6.5(以下、Arcserve UDP v6.5)」および「Arcserve Backup r17.5」を3月13日から出荷すると発表した。

 Arcserve UDP v6.5では、リモートDRサイトとしてAmazon Web Services(AWS) EC2を活用。バックアップデータからあらかじめ仮想マシンを作成しておくことで災害に備える仮想スタンバイ機能が、AWS EC2上で利用可能になった。仮想スタンバイによってリストア時間が不要になるため、業務サービスをAWS ES2上ですぐに再開でき、平常時は仮想マシンが稼働しないため、低コストで災害対策を実現できる。

 また、バックアップデータの健全性を確認するアシュアードリカバリや、Window Server 2016への対応、クラウド上のOffice 365のメールデータを安全に保護する機能、目標復旧ポイント(RPO)と目標の復旧時間(RTO)を可視化するSLAレポートなどの機能を搭載する。

 Arcserve Backup r17.5では、最新プラットフォームへの対応に加えて、クラウド環境への直接バックアップや、Amazon Storage Gatewayが提供する仮想テープライブラリのサポートなどの機能を追加した。

 価格(税別)は、Arcserve UDP v6.5が10万円から、Arcserve Backup r17.5が15万円から。

 また、これまで12TBモデルのみだったアプライアンス製品のラインナップに、24TBモデルの「Arcserve UDP 7320 Appliance」を追加する。価格(税別)は640万円。4月3日から受注を開始する。