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NEC、ロシア国立図書館とITシステムやセキュリティシステムなどの開発に向けた協業を開始

 日本電気株式会社(以下、NEC)は28日、ロシアのサンクトペテルブルクにある「ロシア国立図書館」と、図書館向けのITシステムやセキュリティシステムなどの開発において協業を開始したと発表した。

 協業では、ロシア国立図書館の業務効率化のために、書籍管理の自動化システムや顔認証システムの導入、職員の人材育成などにおいて、両者が協力して調査や検討を行う。

 NECは、日本、シンガポール、香港の図書館に、RFIDタグを活用したシステムなどの納入実績を約50件有している。今回の協業では、これらの実績で培った知見を活かし、ロシア国立図書館の更なる発展に貢献していくとしている。