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デジタルアーツ、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」のラインアップを刷新

 デジタルアーツ株式会社は、法人向けのエンドポイントWebセキュリティ製品「i-FILTER ブラウザー&クラウド」のラインアップを、端末内のWeb通信を制御する「MultiAgent」と、端末内データ保存を制御する「SecureBrowser」に刷新し、2月28日より提供開始する。

 新ラインアップのうちMultiAgentは、アプリによらずWeb通信をフィルタリングする製品。OSレイヤでフィルタ機能が提供されるので、すべてのブラウザとアプリ内のWeb閲覧機能がWebフィルタリングの対象となる。なお今回、Windows版に加えてiOS向けの「MultiAgent for iOS」が新たに提供された。

 一方のSecureBrowserは、専用ブラウザを用いて端末内でデータ保存を制御する製品。これまではiOSとAndroid向けに提供していたが、今回はWindows向けの「SecureBrowser for Windows」が新たに提供される。

 このSecureBrowser for Windowsを利用すると、企業での認証情報やコンテンツの自動削除をはじめとした情報漏えい対策、学校で1台のタブレット端末を複数人で使いまわす際の利用情報の削除、といったことが可能になるとしている。

 なお、両製品の併用にも対応しており、同じ端末にインストールすることで、より高いセキュリティ対策と利便性の両立を実現するという。例えば、SecureBrowserではカテゴリフィルタリングの機能を、MultiAgentで制御するその他のアプリケーションではホワイトリストフィルタリングの機能を利用する、といった形態が可能になる。