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ハンモック、「AssetView」でマルウェア対策や脆弱性対策が行える新製品を発表

 株式会社ハンモックは15日、IT統合管理ソフトウェア「AssetView」の新製品として、脅威対策製品「AssetView W」と、脆弱性対策製品「AssetView P」を発表した。今春に販売を開始する。

 AssetView Wは、パターンファイルマッチングでは対処しきれない、企業を狙う未知の脅威に対して、AIを活用した「振る舞い検知」で対応。1日約30万件のマルウェア解析をAIで実施、蓄積した振る舞い検知機能により、ユーザーの安全を確保する。

 また、ランサムウェア対策として、万が一、ランサムウェアに感染しても暗号化されたくない重要なデータをバックアップし、データの復旧が容易に行える。スパム対策としても、メール本文、ヘッダ、添付を解釈して、未知の脅威の混入から保護する。

 AssetView Pは、PCの脆弱性によるセキュリティリスクを回避するため、脆弱性情報の収集やパッチの入手、適用PCの判別、配布作業を自動化して、管理者の工数を大幅に削減する。セキュリティ勧告情報の入手や動作確認、適用対象の抽出などを自動化する。

 Microsoftだけでなく、Adobe ReaderやFlash Playerなど広範囲のメーカーをカバーし、管理者はファイルを選んで配信スケジュールを組むだけでパッチ適用を実施できる。

 製品の価格は、AssetView Wはオープン。AssetView Pは1ライセンスあたり6600円(税別)から。ハンモックでは初年度200社への販売を目標とする。