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インフォア、予測・分析機能が強化された需要計画製品「Infor Demand+」

 インフォアジャパン株式会社(インフォア)は17日、需要計画ソリューションの新製品として、「Infor Demand+」を日本国内で提供開始すると発表した。まずはオンプレミス形態で提供し、今後はクラウド版(SaaS)の提供を予定している。価格は個別見積もり。
 インフォアではこれまで、これまでサプライチェーン計画管理ソリューション「SCP」の一部として、需要計画ソリューション「Infor Demand Planning」を提供してきた。今回発表されたInfor Demand+では、Infor Demand Planningの機能を引き継ぎ、製造業や
流通業を中心とした業界に特化した機能やテンプレートがあらかじめ用意されているという。

 一方でアーキテクチャはWebベースに刷新されており、直感的で操作性に優れたユーザーエクスペリエンスを持つほか、Infor Demand Planningと比べて予測・分析機能が向上しているとした。

 具体的には、需要計画に意思決定を支援する分析機能が中心的になるよう設計されているとのことで、直感的なユーザーインターフェイスを採用し、予測・分析機能でもたらされたインサイトを容易にビジネスに反映して、戦略的な計画策定を実行できるよう支援するという。

 その予測・分析機能では、確率予測を採用することで、より精度の高い予測を実現。需要計画の妨げになる要素を最小化するよう設計を改良しているため、在庫ポリシーの最適化が向上し、柔軟なルールでの分類が可能になったとのこと。

 なお、インフォアでは今後、Infor Demand Planningの機能をInfor Demand+に順次移行していくとしている。