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ビッグデータ可視化製品「BIGDAT@Viewer V1.2」、ヒートマップ表示機能などを追加

 サイバネットシステム株式会社は10日、ビッグデータ可視化ソリューション「BIGDAT@Viewer(ビッグデータビューアー)」の新版「同 V1.2」を同日より販売開始すると発表した。

 BIGDAT@Viewerは、専門家ではないユーザーでもビッグデータを可視化できるソフトウェア。さまざまなな属性を使用してデータ間の類似性をMAP化し、データの全体構造を直感的に把握できるようにすることで、属性間の相関の発見に結びつく「気づき」を得られるという。

 今回の新版では、特定条件を満たす結果に寄与する可能性のある説明変数を探したい場合に、目的変数(属性)の指定された値・範囲に対応する属性リストを一括表示できるようにした。

 また、属性値の大小の分布を、フィルタ機能を使わずに把握できるヒートマップ機能を追加。従来のようにスライダー操作で値の範囲を指定しなくても、データの分布構造を見渡せるという。

ヒートマップ表示のイメージ

 さらに、マップ作成ロジックの改善によって、近接したデータの関係性をより詳細に把握できるようにしたほか、クラスタの表示濃度が含有データ数に応じて変化するようになり、分布傾向が見やすくなるようにしている。