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城南信用金庫、勘定系連携タブレット端末を活用して来店客の負担を軽減

富士通の営業店システム「FBC-eX」を採用

 富士通株式会社は20日、城南信用金庫が、富士通の営業店システム「FBC-eX(エフビーシーイーエックス)」を導入したと発表した。11月から一部店舗で稼働を開始しており、2017年3月までに全店舗85点での稼働を予定しているという。

 城南信用金庫では、来店の度に帳票に記入することが来店客に対して大きな負担であるととらえ、新しい営業店システムを検討するにあたっては、紙の帳票をなくすことを目標に掲げていた。

 そして、このシステムを実現するため、営業店ロビーにタブレットを導入するとともに、FBC-eXに含まれるチャネルソリューション「ChannelIntegrator(CI)」を活用。タブレットで入力したデータと営業店システムを連携させることによって、従来は必要だった紙帳票を大幅に削減するとともに、来店客の伝票記入負荷の軽減を図っている。

 さらに、生体認証を活用し、本人確認をカードと手のひら静脈認証、または暗証番号との組み合わせで行えるため、来店客は印鑑を持たずに取引可能。オンデマンド印刷機能も備えているので、もし必要になった場合は、顧客名などを印字した帳票を営業店端末から印刷することもできる。

ロビーでの利用シーン