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Pepperを空港の案内ロボットに――、羽田空港で実証実験
2016年12月14日 15:10
ソフトバンクロボティクス株式会社は14日、M-SOLUTIONS株式会社、アスラテック株式会社の協力を受け、空港の案内ロボットとしてPepperを活用する実証実験を、2017年1月中旬より羽田空港で実施すると発表した。
この実験は、日本空港ビルデング株式会社の「Haneda Robotics Lab」が推進する「、羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」の第1期採択事業として行うもの。同プロジェクトでは、羽田空港へのロボットの導入をより加速させるため、「清掃ロボット」「移動支援ロボット」「案内ロボット」のテーマに沿ったロボットの技術を募集し、実証実験を行っている。
今回、ソフトバンクロボティクスが実施する実証実験では、案内ロボットとしてPepperを羽田空港に設置。簡単に多言語設定ができるM-SOLUTIONSの「Smart at robo for Pepper」を利用し、空港の施設やフライト情報などを日本語、英語、中国語で案内するという。
案内の際は、人を感知するセンサーとPepperを連携させるM-SOLUTIONのソリューションを活用することで、人の動きに合わせたコミュニケーションを行えるとのことで、Pepperだけでは人を感知できない距離でも、声をかけられるようになる。
またアスラテックのロボット遠隔操作システム「VRcon for Pepper」を活用すると、オペレーターが遠隔でPepperを操作して案内を行えるので、問い合わせ内容に合わせた臨機応変な対応が可能とした。