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ホワイトボックススイッチを利用して監視ネットワークを構築、マクニカネットワークスが提供

 マクニカネットワークス株式会社は13日、米Gigamonのトラフィック可視化ソフトウェア「GigaVUE-OS on WhiteBox」を提供開始すると発表した。

 データセンター事業者や通信事業者のネットワーク構築においては、インフラコストの削減のため、OSやアプリケーションを搭載していない安価なホワイトボックススイッチを導入するケースは増加している。しかし監視用のネットワークにおいては、専用のL1スイッチやL2スイッチを用いているケースが多く、こちらのコスト低減には課題が残っているとのこと。

 今回、マクニカネットワークスが販売するGigaVUE-OS on WhiteBoxは、サードパーティ製ホワイトボックススイッチ上で動作するトラフィック可視化ソフトウェアで、これを利用すると、専用の監視スイッチを購入しなくとも、監視用ネットワークを構築できるという。

 具体的には、従来、専用ハードウェアで提供されてきたデータアクセススイッチ「GigaVUEシリーズ」のOSを、安価なスイッチ上で動作するようにしており、インフラコストを低減しつつ、GigaVUEシリーズの全機能を利用できる点がメリットとしている。