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アシスト、インターネット分離を実現する「ダブルブラウザ・ソリューション」を強化

対応ブラウザやOSを拡大

株式会社アシストは13日、インターネット分離を実現する「ダブルブラウザ・ソリューション」のLinux版において、コンポーネントである「IVEXダブルブラウザLinux」の新バージョン「同 1.5.11」提供開始すると発表した。

 「ダブルブラウザ・ソリューション」は、イスラエルのEricom Softwareが開発したクライアント仮想化製品「Ericom」を基盤とした、標的型攻撃対策ソリューション。ブラウザをEricomの専用サーバー上で仮想的に動作させ、その実行結果を社内ネットワーク内の端末側に転送・表示する。社内ネットワークとインターネット間の通信はファイアウォールで遮断されているため、万一マルウェアの被害を受けても、情報が漏えいしない仕組みだ。

 従来、ダブルブラウザ・ソリューションのLinux版では、仮想ブラウザをFirefoxブラウザに限定していたが、今回はよりChromeブラウザを提供する。なお、仮想ブラウザとしての機能は、Firefoxと相違点があるとのこと。

 また、このLinux版は、導入コストを抑えたソリューションであるため、CentOSをプラットフォームとして利用していたが、有料であってもサポートを受けられるRed Hat Enterprise Linuxで利用したいという顧客の強いニーズを受け、Red Hat Enterprise Linux 7.3への対応を実施した。