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Microsoft、製品サポート期間を最大16年に拡張する有償オプション Windows ServerとSQL Serverが対象

 米Microsoftは8日(米国時間)、Windows Server、ならびにSQL Serverのサポート期間を延長する新たなプログラム「Windows Server Premium Assurance」「SQL Server Premium Assurance」を発表した。

 現在Microsoftでは、メインストリームサポートと延長サポートをあわせて10年のサポートを提供しているが、今回、さらに最大6年間の有償サポート期間が提供される。この新サポート期間中、契約ユーザーは、脅威レベルがもっとも高い「緊急」と、次に高い「重要」の脆弱性について、セキュリティ更新プログラムとセキュリティ情報を受け取ることが可能だ。

 「Windows Server Premium Assurance」「SQL Server Premium Assurance」はいずれも、各製品の有効なソフトウェアアシュアランス(SA)のアドオンとして提供され、Windows Server 2008および2008 R2(延長サポート終了が2020年1月)、SQL Server 2008/2008 R2(同2019年7月)が対象となる。提供開始時期は2017年初頭となる予定。

 価格は、製品ライセンス価格の5%から開始され、12%までアップするとのこと。なお2017年6月までに購入すると、これらのPremium Assuranceの費用を60%削減できるとしている。