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米Equinixが日本の組織を再編、国内・国外共通のサービス提供に向けて

 インターコネクション(相互接続)やデータセンターサービスなどを提供するエクイニクス・ジャパングループは、2017年1月1日付けで組織を再編すると発表した。

 同グループでは、米Equinixが2015年11月にビットアイル・グループを子会社化したことにより、エクイニクス・ジャパン株式会社を中核として、エクイニクス・ジャパン・エンタープライズ株式会社、ビットアイル・エクイニクス株式会社、株式会社ビットサーフ、サイトロック株式会社の5社体制で事業を展開している。

 しかし今回、事業シナジーの最大化、ならびにデータセンターサービスとマネージドサービスの融合・拡張を目指して、3社体制に組織変更するとのこと。

 コロケーションやインターコネクションなどのデータセンターサービスは「エクイニクス・ジャパン株式会社」に集約。マネージドサービスやアウトソーシング、モニタリング/セキュリティサービスなどを「エクイニクス・テクノロジー・サービス株式会社」が提供する。また、データセンターに関する運用サービスは「エクイニクス・ジャパン・エンタープライズ株式会社」が担当するとのこと。

 なお新生エクイニクス・ジャパングループでは、コーポレート・ガバナンス、サービスポリシー、組織運営などの共通化に加えて、世界各地のInternational Business Exchange(IBX)データセンターとの事業運営体制の共通化を進め、国内・国外において、同一オペレーションでエクイニクスを利用できる環境を提供するとしている。