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東大と筑波大が運営する共同HPC基盤施設で、25PFLOPSのスパコンが稼働開始

Xeon Phi搭載の富士通製サーバーを8208ノード使用

 富士通株式会社は1日、国立大学法人東京大学と国立大学法人筑波大学が共同で運営する最先端共同HPC基盤施設向けに、x86サーバー「FUJITSU Server PRIMERGY CX600 M1」を利用したスーパーコンピュータ「Oakforest-PACS(オークフォレストパックス)」の構築を完了したと発表した。同日より稼働を開始する。

 Oakforest-PACSの計算ノードは、インテルのXeon Phiを搭載した8208ノードのCX600 M1から構成され、25ペタフロップス(PFLOPS)の総理論演算性能(ピーク時)を備えているという。

 また、富士通および富士通研究所の大規模HPC向け高速化技術により、システムの性能を最大限に引き出しており、11月に発表された「TOP500リスト」では、13.55PFLOPSで国内第1位・世界第6位、HPCGランキングでは385.5テラフロップス(TFLOPS)で世界第3位を獲得したとのこと。