ニュース

AIRDOの“LINE搭乗”サービスに電通グループのソリューションが採用、航空インフラとの連携を約2カ月で実現

「AIRDO ONLINE Service」におけるソリューション導入イメージ

 株式会社電通国際情報サービス(ISID)と電通アイソバー株式会社は28日、法人向けメッセージングソリューションの共同提供を開始した。その第1弾として、株式会社AIRDOの「AIRDO ONLINE Service」で同ソリューションが採用。LINEを利用しての航空便チケットレス搭乗を実現している。

 今回発表されたソリューションでは、電通アイソバーが開発したメッセージ配信プラットフォーム「TONARIWA」を活用している。LINEビジネスコネクトとの連携により、ユーザーごとに最適化したメッセージをLINEのメッセージとして一般ユーザーに届けることができる。なお、ISIDは顧客企業のシステム構築を担当する。

 AIRDO ONLINE Serviceは10月18日にスタートした新サービス。AIRDO航空便の搭乗客はLINEアプリでAIRDO公式アカウントを友だち登録すると、LINEトークを通じて詳細情報を得たり、搭乗用QRコードを受け取れる。

 発表によれば、LINEビジネスコネクトを活用した搭乗サービスがAIRDOで検討開始されたのが6月。その後、ISIDと電通アイソバーが開発に参画し、航空会社の基幹インフラである予約・会員管理システムとの連携を約2カ月で達成したとしている。