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KDDI、法人スマホ向けクラウドアプリをお得に利用できる「ベーシックパックプラス」

 KDDI株式会社は28日、au携帯電話を法人契約するユーザー向けのクラウドアプリパッケージ「ベーシックパックプラス」の提供を開始した。基本となる端末管理およびID認証サービスの他に、マルウェア対策やオンラインストレージなど任意の2サービスをセットして利用できる。月額料金は1つのIDあたり372円(税別)。なお、既存の「ベーシックパック」については2017年2月末で新規申し込み受付を終了するが、契約者に対してはサービスを継続する。

 ベーシックパックプラスでは基本サービスとして、マルチOS対応のスマートデバイス管理サービス「KDDI Smart Mobile Safety Manager」、多要素認証対応のシングルサインオンサービス「KDDI Business ID」が提供される。この他に全6サービスが用意され、その中から2つまでを選択できる。付加利用料を支払えば3つ以上の利用も可能。

 用意されるサービスは、 容量10GBの「KDDIファイルストレージ」、クラウド型アドレス帳「KDDI SMARTアドレス帳」、グループウェア「KDDI Knowledge suite」、マルウェア対策「F-Secure FREEDOME」、リモートアクセスサービス「Splashtop smart」、閲覧データを残さない「KAITOセキュアブラウザ for ベーシックパックプラス」。

 ベーシックパックプラスは、au携帯電話を契約する法人向けに提供される。対象となる料金プランは「LTEフラット」「スーパーカケホ+データ定額1/3/5/8/10/13/20/30」など。