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サイバー・ソリューション、無線LANアクセスポイントをリモート監視するサービス

 サイバー・ソリューション株式会社と株式会社ディアイティ(dit)は16日、フォーティネットの無線LANアクセスポイントに対する運用監視サービス「無線LANリモートサービス for Fortinet」を、2017年2月より開始すると発表した。一般企業や病院、官公庁などのエンドユーザーに加え、無線LANの納入事業者、工事事業者が自社のサービスの一環として利用することも可能という。

 このサービスは、サイバー・ソリューション内の無線LANサービスセンターから、無線LANの状況を24時間365日体制で運用・監視するもの。機器の不調、不正利用の兆候を迅速に発見し、トラブルを未然に防ぐことが可能という。

 また定常的な監視により、アクセスポイントの偏った利用や電波状況をはじめとする端末の情報を記録し、月次レポートデータとして提供するプランも用意されている。これらの情報を調べることで無線LAN環境の見直しや、不正アクセスポイント・端末の検知などによるセキュリティ改善が図れるとした。

 また、機器の復旧作業は遠隔操作により実施されるため、運用管理者あるいは納入業者の負荷を軽減できるとのこと。

 管理対象となるのはフォーティネットのアクセスポイントで、サービスの利用にあたっては管理ゲートウェイ(物理/仮想アプライアンス)が必要となる。

 価格(税別)は、ゲートウェイ1台+アクセスポイント10台の場合、監視・通知のみのAプランが月額5600円、月次レポートも提供されるBプランが月額6400円。両プラントも、7万5000円の初期費用が別途必要になる。