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日立電線ネットワークスの検疫アプライアンス、Windows 10用のセキュリティパッチ検疫に対応

 日立電線ネットワークス株式会社は8日、検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter(クオラアダプター)」の新版「同 Version 5.04」を提供すると発表した。

 「QuOLA@Adapter」は、管理者が定めたセキュリティポリシーに違反する端末があった場合に、認証スイッチ/認証サーバーと連携し、ネットワークに接続できないようにする検疫アプライアンス。

 Windows、Mac、Linuxに加えて、AndroidやiOSといったスマートデバイスをサポートしており、OS、ドメイン参加状態、ウイルス対策ソフト、セキュリティパッチ、必須/禁止ソフト、OS上のファイアウォール稼働状態、資産台帳への登録状態など、さまざまなセキュリティポリシーに対応している。

 今回の新版では、Windows 10用のセキュリティパッチ検疫(Windows/Office)に対応。Windowsセキュリティパッチの更新漏れを防げるので、セキュリティが向上するという。また、Windows 10 Version 1607、 Windows 10 Enterprise 2015 LTSB エディション、Windows 10 Enterprise 2016 LTSB エディションといったWindows 10の最新版をサポートした。

 さらに、Mac OS用ウイルス対策ソフト検疫の追加オプションとして、プロセス起動状態を確認できるように機能強化が行われた。これにより、ウイルス対策ソフトの起動状態による検疫が可能になっている。