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ゾーホー、IT機器監視ツールのオプション製品がMicrosoft Azure環境に対応

 ゾーホージャパン株式会社(ゾーホー)は2日、サーバー/ネットワーク統合監視ソフト「ManageEngine OpManager」のオプション「APMプラグイン」において、Microsoft Azureの稼働状況とパフォーマンスを監視する機能を、正式サポート開始すると発表した。

 APMプラグインは、OpManagerのサーバーにあわせてインストールすることにより、OpManagerの統合コンソール上でOracle Database、Microsoft SQL Server、PostgreSQLや、Apache、IIS、Tomcat、エンドユーザーの満足度の可視化など、アプリケーションのパフォーマンスを監視できるオプション製品。

 今回、このオプションがMicrosoft Azureを正式サポート開始し、OpManagerを利用中のユーザーが、Microsoft Azure上にあるアプリケーションとロールインスタンスの可用性と稼働状況を容易に行えるようになる。なお同オプションは、すでにAmazon EC2/RDSの監視機能に対応しているとのこと。

 具体的には、以下の項目が可能になる。

・Azureアプリケーションデプロイのエラーの監視
・Azureアプリケーションのリクエスト実行時間、拒否されたリクエスト、TCP接続の監視
・リクエストの失敗、セキュアなファイルへのアクセスの失敗など、イベントの監視
・ロールインスタンス毎のCPU、メモリ、ネットワークトラフィックの監視
・ロールインスタンスのオフライン、応答しないなどの重要ステータスの監視

 価格(税別)は、25モニターオプションの場合、年間ライセンスが10万4000円から、通常ライセンスが24万9000円から。

Azureサービスの監視画面