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住電情報、クラウド型ワークフローサービスのスマホ対応を強化 API連携のオプションも

 住友電工情報システム株式会社(住電情報)は20日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス」を機能強化すると発表した。スマートフォン対応を強化するほか、API連携のオプション機能を提供開始する。

 楽々WorkflowII クラウドサービスは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化するパッケージ「楽々WorkflowII」をベースにしたクラウドサービス。企業内での申請・承認・決裁のワークフローシステムと運用保守サービスをセットにして提供するため、ユーザー企業における業務効率の改善とシステム運用管理の負荷軽減を実現するという。

 今回の強化では、Android端末のWebブラウザであるChrome for Androidで利用可能になったことに加え、スマートフォンでの利用者の要望に応え、自分に関係するワークフローの状況をガジェットで直感的に確認できるようになった。自身への承認待ち回覧、差戻しなどの件数確認を行える。

 さらに、ユーザー企業の既存システムから、Web APIを使って楽々WorkflowII クラウドサービスを直接利用できるオプションサービスを提供する。これによりユーザー企業は、自社システムのワークフロー基盤として、会計システムとの連携など新しい用途への活用が可能になるとしている。

 このほか、画面作成機能が強化され、一覧入力形式の行のコピー&ペースト、一覧入力形式で数値項目を合計するなどの計算ロジック設定をサポート。さらに、リッチテキストでアンダーライン装飾とリンク表記の新しい設定を追加する、各申請書のフォルダに設定している複数の決裁経路や各種ロジックをExcelにまとめて情報出力する、といったことが可能になっている。

 価格(税別)は、初期費用が5万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が1ユーザーあたり500円。なお帳票を利用したい場合には、帳票利用サービス初期費用3万円が別途必要になる。