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日本ヒューレット・パッカード、エッジでのインテリジェンスを強化したIoTソリューションを販売開始

HPE Edgeline EL10 Intelligent Gateway
HPE Edgeline EL20 Intelligent Gateway
HPE Edgeline EL1000 Converged IoT System
HPE Edgeline EL4000 Converged IoT System

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は20日、IoTのデータ処理や制御をよりデバイスに近い場所で行う「エッジコンピューティング」向けのソリューションとして、ゲートウェイ製品「HPE Edgeline EL10 Intelligent Gateway」「HPE Edgeline EL20 Intelligent Gateway」および、コンバージドシステム「HPE Edgeline EL1000 Converged IoT System」「HPE Edgeline EL4000 Converged IoT System」の販売を開始した。

 「HPE Edgeline EL10 Intelligent Gateway」「HPE Edgeline EL20 Intelligent Gateway」は、エッジでのデータの収集・集約を安全かつリアルタイムに行い、「モノ」の制御を可能にするゲートウェイ製品。EL10はエントリーレベルの用途向けに、EL20はより大量の処理を必要とする用途向けに設計されている。希望小売価格(税別)は、EL10が12万1000円から、EL20が31万1000円から。

 「HPE Edgeline EL1000 Converged IoT System」「HPE Edgeline EL4000 Converged IoT System」は、データのキャプチャ、コンピュート、システム管理を統合することで、負荷のかかる分析をエッジで実現し、リアルタイムな意思決定を可能にするコンバージドシステム。厳しい環境で有効に機能し、衝撃、振動、極端な温度にも対応できるよう開発されており、高負荷のデータ分析と洞察、グラフィック要素の強いデータの可視化、リアルタイムレスポンスを現場で実現できるよう最適化されている。ProLiantサーバーカートリッジを、EL1000は1台、EL4000は最大4台搭載する。希望小売価格(税別)は、EL1000が77万3000円から、EL4000が92万6000円から。

 また、日本ヒューレット・パッカードでは、IoTの普及と適用を加速するため、東京本社内に実機を使った検証を可能にする「IoTコンピテンスセンター」を開設。センターでは、「HPE Edgeline EL10 Intelligent Gateway」「HPE Edgeline EL20 Intelligent Gateway」を使った各種デバイスの接続から、デバイスの管理、HPE Universal IoT Platformをはじめ単一のプラットフォームによるデータの取り扱いと各種分析ソフトウェアによるデータ分析、各種ISVソフトウェアとの連携まで、サーバー、ストレージも含んだIoTアプリケーションのテストを行い、技術的な専門知識の活用を支援する。