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キヤノンITS、受信メールを無害化するセキュリティサービス

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は20日、現在6つのセキュリティサービスを提供している「GUARDIANセキュリティ サービス」の新ラインアップとして、「メール無害化 サービス」を11月1日より提供開始すると発表した。

 「メール無害化 サービス」は、企業・団体に届く受信メールを無害化するサービス。添付ファイルを除去し、添付ファイル内容(先頭から10KB)をテキスト化して本文へ挿入する機能により、添付ファイル経由でのマルウェア感染を防止するという。またHTMLメールに対しては、テキストメールへ変換する機能を提供するほか、URLリンクを除去し、ハイパーリンクが無効なテキスト文字列に変換して受信する機能も備えた。

 オリジナルメールはGUARDIANセキュリティサービスセンターに2週間保管され、閲覧やダウンロード、再配送といった管理をWeb管理画面から行うことができる。

 また、受信メールにウイルスが含まれていないかチェックし、含まれていた場合はメールを削除して通知メールを送信するほか、利用者が指定する信頼できる送信元(ドメイン/アドレス)のメールに対しては、無害化処理機能を無効にすることも可能だ。

 契約は月額プランと年額プランが用意されており、価格(税別)は1アカウントあたり月額400円、または年額4000円で、いずれも最低契約期間は1年。最低10アカウントから利用できるが、追加契約数は月額プランが1アカウント単位、年額プランが10アカウント単位となる。また、ドメインあたり4万円(税別)の初期費用が必要。