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サイバーセキュリティクラウド、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」に最大1000万円補償可能なサイバー保険を自動付帯

 株式会社サイバーセキュリティクラウドは18日、同社のクラウド型WAFのセキュリティサービス「攻撃遮断くん」に、専用にカスタマイズされたサイバー保険を付帯する「サイバー保険自動付帯」を12月1日から開始すると発表した。

 サイバーセキュリティクラウドでは、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(以下、損保ジャパン日本興亜)および株式会社フィナンシャル・エージェンシー(以下、FA社)と協力。サイバー保険により、「攻撃遮断くん」を導入している企業が、10Gbps以上のDDoS攻撃やゼロデイ攻撃によって発生した損害に対して、最大1000万円の補償が可能となる。

 保険は「攻撃遮断くん」の導入企業に対して自動付帯され、全企業が適用可能。サイバー攻撃によって発生した損害賠償(損害賠償金、争訟費用など)と、サイバー攻撃によって発生した事故対応・対策の実費(事故調査費、情報漏えい対応費、外部コンサルティング費、情報機器等修理費、データ復旧費、臨時雇入れ費、ネット炎上対策費、記者会見費など)を補償対象とする。

 また、今回発表する補償内容では、喪失利益や営業継続費用は対象外となるが、今後はこれらの補償の実現に向け、損保ジャパン日本興亜およびFA社の協力のもと、サイバーセキュリティクラウド専用にカスマイズした個別保険を展開していくとしている。