ニュース

MetaMoJi、チーム作業を支援する現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note for Business」新版

 株式会社MetaMoJiは18日、法人向け現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note for Business」の新版を発表した。リアルタイム伝搬技術、集約機能を追加している点が特徴とのことで、出荷開始はiOS版が2016年12月、Windows 版が2017年2月を予定している。価格は、5ライセンスで年間10万円から。

 「GEMBA Note」は、フィールドサービスや金融/保険の営業など、現場での使用を想定したデジタルノートアプリ。紙とペンのようにスムーズに書ける「ノート編集機能」に加え、ページに日付が自動的に付加され、後からの検索や再利用が容易になる「日付管理機能」、写真や音声の記録機能、スプレッドシートをそのままノートに埋め込める「表計算ユニット」など、現場作業で必要となる各種機能を搭載している。

 GEMBA Note for Businessは、このGEMBA Noteを法人向けに強化した製品で、業務テンプレートや部品をチーム内で簡単に共有できる機能を強化しているほか、メンバー個人や起案者が作りだす帳票やデータをチーム内で共有することで、チームの力を向上できるという。

 今回の新版では、MetaMoJiが開発したリアルタイム伝搬技術「Share」を統合し、同時書き込み可能な共有ノートを作成できるようにした。離れた場所でもノートを共有して、ほかのユーザーと同時書き込みを行えるので、複数のメンバーと図面に書き込んだり、現場レポートを共同で作成したり、といった使い方ができる。

 また、管理者視点で現場情報を集約可能な「マネジメント・コンソール」機能を搭載。現場からのレポートがすぐに集約されることで、リアルタイムに指示を行えるという。

 加えて、測定機器・カメラ・センサーといったさまざまなデバイス・装置との連携機能や、ノート内での動画のサポートなどが行われている。