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NHNテコラス、東日本地域でAWSへの閉域接続を可能にする「クラウドゲートウェイソリューション」

 NHNテコラス株式会社は13日、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と提携し、パブリッククラウドへの閉域接続が可能な「クラウドゲートウェイソリューション」を提供すると発表した。

 「クラウドゲートウェイソリューション」は、NTT東日本が提供するフレッツ光回線を利用し、Amazon Web Services(AWS)などの主要パブリッククラウドへ閉域接続を可能にするネットワークサービス。これを利用すると、オフィスとクラウド間の大容量帯域を確保した閉域接続を、低コストで実現できるという。

 今回は第1弾として、AWS向けにフレッツ回線の閉域接続サービスを提供。NTT東日本のフレッツ網がカバーする関東・甲信越・東北・北海道の17都道府県の企業が利用でき、AWS東京リージョンまでの閉域接続が可能になる。

 閉域網は4K映像などの大容量データを配信可能なフレッツ・キャストを利用し、セキュアで高速かつ安定的なデータ通信を行えるため、Active Directoryなどの認証システムの集約やデータバックアップ、閉域性が求められるIoTデータ、医用動画・画像の共有・転送などで利用できるとした。

 価格(税別)は初期費用が4万5000円、月額費用が4万5000円(通信量100GB分を含む)から。NHNテコラスでは「AWS活用支援・請求代行サービス」も展開しており、AWSの契約・サポートをワンストップで提供することも可能。また、既存または新規加入の「フレッツ光ネクスト」「フレッツ光ライト/フレッツ光ライトプラス」があれば、申し込みから最短10営業日での提供が可能という。