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日本ユニシス、企業のクラウドシステム構築を支援する「クラウド導入サービス(仮称)」

 日本ユニシス株式会社は、企業がMicrosoft AzureやAmazon Web Services(AWS)などのクラウドサービス上にクラウド基盤を構築する際に必要となる、提案・要件定義・設計・構築・テストなどの工程をテンプレート化し、短期間で安定したクラウドシステムの構築を提供する「クラウド導入サービス(仮称)」を10月1日から提供開始する。

 「クラウド導入サービス」は、日本ユニシスが持つクラウドシステム構築のノウハウを集約し、企業のクラウドシステム構築において、需要の高い用途に対応する構築テンプレートを用意。顧客の要望に応じて、構築テンプレートを選択しながらクラウドシステム構築を進めていくことで、短期間で高品質なシステム構築を実現する。

 フィッティングサービスとして、クラウド上に構築するシステムの調査を行い、調査結果に基づいて基盤構築のために適用する構築テンプレートを選択。構築&稼動テストサービスとして、フィッティングサービスで選定された構築テンプレートを活用してクラウドシステムを構築し、基本的な稼動テストを実施する。

 クラウド上で、システム構築の要件と適合性が手軽に評価でき、システム構築の品質を保ちながら、設計から構築、テストまでにかかる期間を短縮する。また、テンプレートと日本ユニシスグループが持つシステム構築の実績により、顧客の既存システムとの連携にも柔軟に対応できるとしている。

 「クラウド導入サービス」の価格は、フィッティングサービスで75万円(税別)から。日本ユニシスでは「クラウド導入サービス」関連ビジネスで、今後5年間で5億円の売上を目指す。