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AT&Tジャパン、パブリッククラウドへのプライベート接続サービス「NetBond Essentials」を国内提供

 AT&Tジャパン株式会社は14日、グローバル企業を対象としたクラウド接続ソリューション「AT&T NetBond Essentials」を日本向けに提供開始すると発表した。

 「AT&T NetBond Essentials」は、AT&TのVPNネットワークを介してクラウドサービスへの接続を可能にするサービス。世界550以上のクラウドサービス事業者への直接接続に対応しており、プライベートネットワークを用いることによって、高い安全性とパフォーマンスを維持しながら、パブリッククラウドサービスを利用できる点が特徴という。

 今回、日本国内でのサービス提供にあたって、「AT&T NetBond Essentials」に接続するデータセンターの接続ポイントを東京と大阪に設置したことで、これによりAT&T VPNサービスプロバイダへの直接接続が可能になった。

 ネットワークはAT&Tによる24時間のサポート体制で全面管理され、複数の市場において、クラウドサービスの管理や請求書の発行を一元管理することも可能。現在、アジア太平洋地域では、日本以外に豪州、香港、シンガポールで提供されている。

 なお、日本国内の「AT&T NetBond Essentials」ネットワークは、SDNで構築されており、専用ハードウェアの代わりにソフトウェアを使用することで、ユーザーの時間、スペース、コストの削減をサポートするとのこと。また、カスタマイズのニーズに応じて、コロケーションサービス、仮想ファイアウォール、グローバルIP音声、ハイブリッドクラウド、データセンター移行ソリューションなどを簡単に導入できるとしている。