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ネットカムシステムズ、最大1000台のカメラを録画できる大規模向け録画サーバー「KxView HyperServer」

 株式会社ネットカムシステムズは12日、大規模録画サーバー「KxView HyperServer」を発売した。

 KxView HyperServerは、ネットカムが開発した監視カメラ録画ソフトウェアである「KxViewPro」の技術を、高品質な仮想サーバーに搭載した大規模向け録画装置。サーバー、ストレージともに冗長性を持ったシステムで、最小構成250台から最大1000台のカメラシステムまでラック1本で録画対応する。

 デル株式会社が販売するサーバー、スイッチ、ストレージをハードウェアメーカーとして採用し、ジャパンシステム株式会社の持つ仮想化基盤構築経験と信頼性、拡張性、保守性を考慮したシステム設計により、大型案件向けのソリューションとして製品化した。

「KxView HyperServer」ライブ画面

 1000台のカメラを1ラック構成で録画が可能で、稼働中であってもシステムリソースの追加が可能。3台の物理サーバーが仮想サーバーを相互バックアップする構成により冗長化を担保する。録画映像の保存フォルダーを変更することなくストレージ容量を拡張可能で、ストレージは1PBを超える拡張性を持ち、RAID 6レベルのデータ保護を装備。製品保証5年をサポートする。

 製品ラインアップは、カメラ台数250台、録画容量84TBの「KxView HS250/S」から、カメラ台数1000台、録画容量330TBの「KxView HS1000/L」まで。カメラメーカー16社250機種以上の監視カメラに対応する。価格はオープン。

システム構成例