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NEC、インドネシア最大の通信事業者から約5300kmの光海底ケーブル敷設工事を受注

「IGG(Indonesia Global Gateway)」のルート図

 日本電気株式会社(NEC)は8日、インドネシア9都市およびシンガポールを結ぶ総延長約5300kmの光海底ケーブル敷設工事について、インドネシア最大の通信事業者「PT Telkom」から受注したことを発表した。2018年前半の稼働を目指す。

 この海底ケーブル敷設プロジェクトは「IGG(Indonesia Global Gateway)」と呼称されており、インドネシア国内の通信環境の向上、インドネシアとヨーロッパ・アメリカ間の通信円滑化に繋がるものと期待されている。

 IGGで敷設される光海底ケーブルは、1波長あたり毎秒100キガビット(100Gbps)を実現する最新の光波長多重方式に対応。建設初期段階での容量は毎秒32テラビット(32Tbps、伝送量100Gbps×80波長×光ファイバーペア4対)となる。