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ファイル軽量化製品「NXPowerLite」のSDK新版、JPEGファイルへの処理機能が向上

 株式会社オーシャンブリッジは1日、ファイル軽量化ソリューションのSDK(ソフトウェア開発キット)の新版「NXPowerLite 7 ソフトウェア開発キット」を発表した。9月30日にリリースする予定。

 NXPowerLiteは、Microsoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)やJPEGファイル、PDFファイルを、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に軽量化するソリューション。用途にあわせ、デスクトップエディション、ファイルサーバーエディションとSDKの3種類が提供されている。

 SDKは製品への組み込みを前提に作られており、C++やJavaなどの開発環境から手軽に利用可能。標準的なインターフェイス仕様により、独自開発のアプリケーションや文書管理システムなどへ柔軟に組み込める点が特徴とした。

 今回の新版では、まず、Microsoft Office 2016で作成されたWord、Excel、PowerPointファイルの軽量化に対応。また、マルチスレッドプログラミングに対応したことで、複数の軽量化処理を並行して行えるようになった。

 加えて、JPEGファイルに対する処理機能が向上し、従来の約半分の時間で軽量化が可能になっている。従来はJPEG100枚の軽量化処理に6分かかっていたのに対し、新版では2分30秒で軽量化処理が完了するとのことだ。