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M-SOLとサトー、Pepperを利用した多言語による免税業務支援ソリューション
2016年8月31日 12:08
M-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)と株式会社サトーは31日、ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」を利用し、多言語で免税手続きをサポートするサービス「InboundWorks TaxFree Robo」の提供を開始すると発表した。日本語、英語、中国語に対応する。
「InboundWorks TaxFree Robo」は、Pepperが多言語で免税制度の説明、商品紹介を行い、免税書類作成をサポートするサービス。Pepperが集客や免税店であることのPRを行うほか、商品説明によって購入をうながすことができるため、煩雑な免税手続きの説明や手続きを省力化可能という。
また、免税手続きの詳細を説明し、免税書類作成をサポートする機能を搭載。胸のタブレット画像の選択肢を選んでいき、パスポートをスキャンすることで購入に必要な免税書類が発行される仕組みだ。
さらに両社では、免税業務のサポートだけでなく、Pepperを利用することによる店舗への集客効果も期待できると説明している。
なお利用にあたっては、M-SOLのPepper動作設定アプリ「Smart at robo for Pepper」と、パスポートリーダーや免税書類プリンタ、免税書類発行ソフトなどをレンタル提供するサトーの「InboundWorks TaxFreeレンタルパック」への申し込みが必要となる。
料金(税別)は、Smart at robo for Pepperの初期費用が1台あたり20万円、月額費用が1台あたり3万8000円。InboundWorks TaxFreeレンタルパックは1台あたり月額1万円。Pepperの法人向けモデル「Pepper for Biz」は、別途用意する必要がある。