Nutanixの「Enterprise Cloud Platform」、Cisco UCS Cシリーズに対応

　米Nutanixは18日（米国時間）、仮想化基盤ソフトウェア「Enterprise Cloud Platform」の実行環境として、ラック型サーバー「Cisco Unified Computing System（UCS） Cシリーズ」を独自に検証したと発表した。

　Nutanixでは、Ciscoの顧客からの強い要望を受け、Nutanixのソフトウェア検証を、複数のCisco UCS Cシリーズを用いた、ビジネスクリティカルなアプリケーションの大規模な実行環境で実施したとのこと。これにより同シリーズのユーザーは、複数のハイパーバイザーのサポート、高度なデータ最適化、スケールアウトした仮想マシン/ファイル/ブロックストレージサービス、ワンクリックのソフトウェアアップグレードなど、NutanixのEnterprise Cloud Platformの機能を利用できるという。

　またNutanixのサポート/サービス部門が、NutanixのソフトウェアをCisco UCS Cシリーズ上で展開する際の初期インストール、インフラスケーリング、トラブルシューティングなどをサポートするとのこと。

　これにより両社共通の顧客は、Application Centric Infrastructure（ACI）など、Ciscoのネットワーキング技術への投資を生かして、SDN環境とデータセンターを構築可能。Nutanixでは、緊密に統合されたインフラスタックにハイパーバイザーを組み込む形で、ACIをサポートするとしている。