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Synology、ラックマウント型NAS新製品「RackStation RS816」「RackStation RS3617xs」を発売

RackStation RS816
RackStation RS3617xs

 Synologyは17日、企業向けNASの新製品として、1Uラックマウント型の「RackStation RS816」と、2Uラックマウント型の「RackStation RS3617xs」を発売した。想定価格(税別)は、RS816が7万9000円、RS3617xsが36万円。

 RS816は、1Uラックマウント型の4ベイモデルで、拡張ユニット「RX415」の増設により8ベイまで拡張が可能。SeagateのIronWolf(10TB HDD)の動作に対応し、最大80TBの容量を搭載できる。

 CPUにはハードウェア暗号化エンジンを備えたMarvell Armada 385 88F6820(デュアルコア、1.8GHz)を搭載し、暗号化書き込み速度は81.42MB/sと、従来機(RS815)比で142%の性能アップを実現。ギガビット対応LANポートを2ポート備え、フェイルオーバーおよびリンクアグリゲーションに対応する。

 RS3617xsは、2Uラックマウント型の12ベイNASで、拡張ユニット「RX1217/RX1217RP」の増設により最大36ベイまで拡張が可能。

 CPUにXeon E3-1230v2(クアッドコア、3.3GHz)を搭載し、10GbEリンクアグリゲーションを有効にしたRAID 5環境下で、シーケンシャルリード3263MB/s、33万3941IOPS以上の高性能を実現。Btrfsファイルシステムを搭載し、高水準のデータ整合性を維持しながら、効率的なスナップショット機能を提供する。標準でギガビット対応LANポートを4ポート搭載し、オプションで10GbE NICをサポートするデュアルPCI Express 3.0 x8スロットを備える。