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エレコム、CPU性能を強化したWindows Storage Server 2012 R2搭載キューブ型4ベイNAS
2016年8月9日 14:27
エレコム株式会社は9日、Windows Storage Server 2012 R2搭載のキューブ型NASについて、CPUの性能をアップし、処理速度を向上した新シリーズを発売した。
新製品は、Windows Storage Server 2012 R2のStandard Editionを搭載する「NSB-75S4DSシリーズ」と、Workgroup Editionを搭載する「NSB-75S4DWシリーズ」。ホットスワップ対応のRAID構築が可能な4ベイモデルで、両シリーズとも容量は4TB/8TB/12TB/16TB/24TBの5種類をラインナップする。
新シリーズでは、CPUにVIA nano(クアッドコア、2.0GHz)を搭載し、処理速度を向上。クライアントPCの同時接続可能台数や、監視カメラの同時接続台数も向上し、付属の「アロバビューレコーダー」を使えば、別途ソフトウェアを用意することなくネットワークカメラを準備するだけでシステムを構築できる。
CPUの高性能化とともに、ギガビットイーサネット対応LANポートを2ポート搭載、メモリを4GB搭載し、高速データ転送を実現。NAS上のデータを暗号化する機能も搭載する。
Windows Storage Serverの管理機能の加え、独自の管理機能を「NASツール」として追加。起動しなくなった場合などに、データ領域はそのままにシステム領域だけを復旧する「システムリカバリー機能を搭載」などを備える。
長期間の連続使用を考慮し、冷却ファンは簡単に交換できる構造になっているほか、前面の防塵フィルターにより、ホコリの内部侵入を防止。保証期間は法人用途に適した「3年間保証」を実現し、さらにオプションで最大5年間のオンサイト保守、デリバリー保守などに対応する。
NSB-75S4DSシリーズの価格(税込)は、4TBモデルが28万9440円、8TBモデルが32万4000円、12TBモデルが36万7200円、16TBモデルが41万9040円、24TBモデルが54万8640円。
NSB-75S4DWシリーズの価格(税込)は、4TBモデルが20万5200円、8TBモデルが22万6800円、12TBモデルが27万円、16TBモデルが32万4000円、24TBモデルが43万2000円。