キングソフト、ビジネスチャット「WowTalk」をアップデート、タスク管理やメンション通知など機能追加

　キングソフト株式会社は4日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」の最新版となるバージョン8.0を公開した。

　最新版では、モバイルアプリ（Android/iOS対応）に、タスク管理機能やメンションによる個別通知、グループトークごとの通知切り替え機能を搭載。管理画面についても新機能を追加した。

「WowTalk」アプリのタスク管理画面

　アプリのタスク管理機能は、担当者を設定してタスクを作成・編集できる機能で、作成したタスクにはコメントや画像を添付でき、タスクを中心としたコミュニケーションが可能。自分のタスクを把握したり、相手にタスクを依頼する際に活用できる。

　メンション機能は、グループトーク内で個別に名指し、相手に通知することができる機能。「＠（アットマーク）」を入力するとグループに所属しているメンバーリストが表示され、相手を選択してメッセージを送ることで、メンションされた相手のトークリストにメンションマークを表示して通知できる。

　また、グループトーク内で新しいメッセージが投稿された際のプッシュ通知を、グループトークごとに個別で切り替えられる機能を追加。緊急連絡時のトークはオンに、その他はオフに切り替えるなど、優先順位に応じて自由に設定できる。

　このほか、アプリ起動時にピンコードかパターンで設定されたパスワードを入力しないと起動しない設定を追加。スタンプについても新たに40種類を追加した。

　管理画面については、ユーザー単位の機能カスタマイズ設定が可能となり、チームや部署など個別で「ロール」を作成し、WowTalkで使える機能の使用可否を細かく設定できる。ウェブブラウザー版については、ログインする際に「WowTalkアプリ」からQRコードを読み込むだけで、企業アカウントやパスワードを入力する手間なくログインできる機能を追加した。