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NTT Com、企業向けクラウド「Enterprise Cloud」の提供拠点を拡大

東日本拠点は機能強化

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は27日、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」について、西日本、香港、ドイツの拠点からも提供するとともに、既に提供中の東日本拠点から順次、「vSphere ESXi」や高いI/O性能の「ブロックストレージ」などの機能を追加すると発表した。

 Enterprise Cloudは、専有型(Hosted Private)クラウドと、OpenStackを採用した共有型クラウドを組み合わせた企業向けクラウドサービス。新たな提供拠点として、西日本(JP2)、香港(HK1)、ドイツ(DE1)の3拠点での提供を開始。ベアメタルサーバーによる専有型クラウド、OpenStackによる共有型クラウドのコンピュート機能に加えて、ブロックストレージによるストレージ機能、ロジカルネットワークに対応したネットワーク機能、モニタリングなどの機能を提供する。

 また、東日本(JP1)における機能追加としては、専用ハイパーバイザー「vSphere ESXi」の提供や、iSCSIプロトコルで高いI/O性能(4IOPS/GB)の「ブロックストレージ」を利用できる機能を追加する。