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OBC、業務効率と安全性を両立させた業務を実現する「OBCマイナンバー運用モデル」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は20日、業務効率と安全性を両立させた企業のマイナンバー対応を支援する「OBCマイナンバー運用モデル」を発表した。

 「OBCマイナンバー運用モデル」は、マイナンバー利用のための専用サービス「OBCマイナンバーサービス」を中心に、年末調整申告書の回収・管理を実現する「年末調整申告書サービス」を連携させたもの。ユーザー企業が利用中の給与システムを変更することなく、マイナンバー利用の業務効率と安全性を両立させることが可能な導入モデルになってるという。

 具体的には、マイナンバーの「利用」と「取り扱い履歴の記録」を1回で行え、自社のPCにマイナンバーを一切残さないため、担当者はマイナンバーを意識することなく、手間なく安全に利用できるとのこと。

 また、源泉徴収票や各種支払調書でマイナンバーを利用した際の取り扱い履歴はすべて自動的に記録されるほか、参照した際にも利用目的が入力でき、取り扱い履歴の一元管理を行えることから、万一の際の原因追及も容易に実施できるとした。

 マイナンバーが記載された扶養控除等申告書は電子データで回収可能。雇用保険・社会保険の資格取得・喪失届や、源泉徴収票を含む法定調書などの電子申請・電子申告にも対応するので、窓口に出向く手間や社外に持ち出すリスクがなく、安全に利用できるとのこと。

 なお、サービスはクラウドサービスとして提供されるため、短期導入を実現。単独でも、現在利用中の給与システムでも利用できることから、ユーザー企業は要件にあわせて必要なソリューションの選択を行える。

 価格は、「OBCマイナンバーサービス」が年額900円、「末調整申告書サービス」が年額500円。いずれも、給与奉行、法定調書奉行など特定のOBC製品・サービスを利用しているユーザー向けの割引価格が設定されている。