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ネオジャパンの「desknet's NEO」クラウド版、勤怠管理サービス「CLOUZA」との連携オプションを提供

 株式会社ネオジャパンは12日、アマノビジネスソリューションズ株式会社と協業し、グループウェア「desknet's NEO」のクラウドサービス版のオプションとして、同社の勤怠管理サービスと連携した「タイムカード+CLOUZAオプション」を提供すると発表した。販売開始は8月1日を予定している。

 今回提供するのは、クラウド版のdesknet's NEOと、アマノビジネスソリューションズの勤怠管理サービス「CLOUZA」を連携させることで、desknet's NEOのタイムカード機能を強化するオプション。グループウェア上で出退勤の打刻を簡単に行えるメリットを生かしながら、複雑な勤務体系下でのリアルタイム集計、スマートフォンからの打刻、給与計算ソフトとのデータ連携など、さまざまな機能を提供するという。

 具体的には、desknet's NEOのポータルから1クリックで打刻を行えるようになるので、グループウェアと勤怠管理システムそれぞれにログインする必要がなくなるほか、ユーザー自身が自らの勤務状況をリアルタイムで確認することもできる。

 また、スマートフォンアプリからの打刻に対応し、外勤の多い営業や配送・保守業務、屋外作業の多い建設現場・警備業務、グループウェアのIDを持たないパート・アルバイトなど、幅広いシーンで活用での活用が可能になるとのこと。スマートフォンからの打刻時は位置情報が付加されるので、不正打刻の監視も行えるとした。さらに、店舗やオフィスなど設置スペースが限られる場所には、タブレットをタイムレコーダーとして設置することも可能だ。

スマートフォンアプリからの打刻に対応
タブレット端末をタイムレコーダーとして設置可能

 管理面では、打刻データがリアルタイムで集計されるので、全社の勤務状況を逐一確認できる点がメリット。さらに、週次・月次単位で行える集計処理は、複数の勤務体系やシフトパターンに対応し、一般的な定時集計に加え、時間数集計や時間帯別集計など、複雑な勤務体系もサポートする。

日時集計データのイメージ

 加えて、打刻データの集計結果を週報・月報としてPDFに出力可能。出勤・退勤時刻や日々の計算、月次集計が1枚で確認できるので、保存帳票としても適しているとした。また集計したデータは、弥生、PCA、OBC、ソリマチなどの主要ソフトベンダーや、freee、マネーフォワードなどのクラウドサービスとも連携でき、そのまま給与処理に利用可能な点もメリットとした。

 「タイムカード+CLOUZAオプション」の価格は、10ユーザーあたり月額2000円(税別)で、最低20ユーザーから10ユーザー単位で契約できる。また、desknet'sクラウドの料金も別途必要になる。

 なお同オプションは、7月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第4回 HR EXPO」のアマノブースにて展示されるとのことだ。