ニュース

東芝ソリューション、官公庁・自治体向けグループウェア「desknet's NEO.Gov LGWANクラウド」

 東芝ソリューション株式会社は、官公庁・自治体向けの専用機能を強化したグループウェア「desknet's NEO.Gov LGWANクラウド」を、行政専用の閉域ネットワーク「LGWAN」向けのサービス(LGWAN-ASP)として、6月30日から提供を開始する。

 「desknet's NEO.Gov」は、株式会社ネオジャパンと東芝ソリューションが共同開発したグループウェア。全国の企業・団体・学校・自治体など、332万ユーザー以上(2016年3月現在)の導入実績がある「desknet's NEO」をベースに、官公庁・自治体向けに機能を最適化している。

 東芝ソリューションでは、行政専用の閉域ネットワークであるLGWANにおいて、「desknet's NEO.Gov」をクラウドサービスとして提供。オンプレミス版と比較して、スピーディーな利用開始が可能で、システムの管理コストも削減でき、利用組織の規模や運用形態に合わせたグループウェアのサービスが利用可能となる。

「desknet’s NEO.Gov LGWAN クラウド』のポータルサイトイメージ

 サービス形態としては、小規模から運用できるマルチテナント方式と、中規模から大規模での運用に適したシングルテナント方式の2種類を提供。標準機能に加え、官公庁・自治体向けの機能として、常に利用する業務メニューを分かりやすく表示する機能や、各業務システムとの連携が可能なシングルサインオン機能、首長、部局長などの特定職のスケジュールを分かりやすく表示する幹部スケジュール機能、全庁掲示板、機能名や画面表示などの名称・文言の官公庁・自治体向け変更、行事予定機能などを備える。

 東芝ソリューションでは、「desknet’s NEO.Gov LGWANクラウド」を全国の官公庁・自治体が活用できるよう、販売パートナー向けにも広く提供し、要求の多い機能を順次追加リリースしていくとともに、LGWAN-ASPでのeラーニングや各種業務のクラウドサービスも拡充していくとしている。