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MSYS、レノボのハイパーコンバージドインフラ「HXシリーズ」を販売

 丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は10日、レノボ・ジャパン株式会社のハイパーコンバージドシステム「Lenovo Converged HX Series」(以下、HXシリーズ)を販売開始すると発表した。

 HXシリーズは、サーバーとストレージを一体化し、その上で仮想環境を動作させるアプライアンス製品で、米NutanixがOEM供給するソフトウェアを搭載している。仮想環境を動作させるために必要なコンポーネントがすべてそろっているため、導入・運用を容易に行えるのが特長で、拡張が必要な場合にはスケールアウトも可能なことから、仮想環境の運用を簡素化できるという。

 ラインアップとしては、実績のある「System x」サーバーをベースとした2Uラックマウント型3モデル(HX3500/HX5500/HX7500)を提供する。最小構成は3ノードで、以降1ノード単位での拡張が可能だ。

 MSYSでは、こうした特長を持つHXシリーズと、丸紅グループのクラウド「Cloudest(クラウデスト)」を組み合わせて提案する考え。例えば、顧客のオンプレミス環境で運用するHXシリーズとCloudestの仮想レイヤを組み合わせ、災害時のデータ保護・復旧および低コスト・簡易なバックアップ運用を実現するとしている。