ニュース

テクマトリックス、Java対応テストツールの最新版「Jtest DTP 10.2」を販売開始

 テクマトリックス株式会社は、Java言語対応テストツールの最新版「Jtest DTP 10.2」を6月13日から販売する。

 Jtest DTPは、米Parasoftが開発した、静的解析(コーディング規約検証/フロー解析)、動的検証のためのJava言語対応テストツール。金融、通信、サービスなど幅広い業界において、業務システムやウェブアプリケーションなど、さまざまなJavaアプリケーションの開発に用いられている。

 最新版のJtest DTP 10.2では、クラス、パッケージ、プロジェクトをまたぐすべての処理フローを静的に検証する「静的フロー解析」機能を強化。レースコンディションやデッドロックのような、テストでの再現が難しいマルチスレッド特有のバグを新たに検出できるようになり、エラー検出能力を向上させた。

 動的検証では、アプリケーション実行時にカバレッジを計測する機能「アプリケーションカバレッジ」を搭載。通常行う機能テストと同時にコードカバレッジを計測することで、テストの進捗を定量的に分析でき、機能テストの信頼性を高めることができる。

 重複コードの有無をチェックするコーディングルールや、ソフトウェアの保守性を評価するメトリクスの計測ルールも拡充され、ソースコードの潜在的な品質リスクを客観的に分析するための指標となる多くのデータを取得できる。

 また、今回のバージョンから新たにMac OSに対応。統合開発環境「NetBeans IDE」にもJtest DTPをプラグインできるようになり、幅広い環境をサポートする。