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富士通マーケティング、統合EDIクラウドサービス「AZCLOUD SaaS EDiLINK」を提供開始

富士通マーケティング「AZCLOUD SaaS EDiLINK」

 株式会社富士通マーケティング(FJM)と株式会社富士通システムズ・イーストは2日、中堅・中小企業向けクラウドサービス「AZCLOUD SaaS」シリーズの新たなラインナップとして 、統合EDIクラウドサービス「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS EDiLINK(以下、AZCLOUD SaaS EDiLINK)」の提供を開始した。

 「AZCLOUD SaaS EDiLINK」は、富士通システムズ・イーストのWeb-EDIテンプレートである「電子商取引ソリューション WebSERVE smart e-COMMERCE」に、ファイル交換型EDIの機能を統合し、クラウドサービスとして提供するもの。

 レガシー通信機能(一般公衆回線を使用した通信機能)、次世代通信機能(小売業を中心とした流通BMS通信機能)、Web-EDI機能の3種類の通信機能を備え、取り引き先の利用状況(通信機能や件数)に合わせた導入が可能。食品業向け基幹業務システム「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS FoodCORE」と標準連携し、販売から生産・物流・経理までのプロセスをデータでつなぎ、企業活動の効率化を支援する。

 統一フォーマットの採用により、基幹システムと連携する個社対応プログラムの作成が不要になるため、EDIシステムの早期導入が可能。マッピング定義・通信設定により、取り引き先の追加や仕様変更時に顧客自身で簡単に設定変更が行え、取り引き先拡大にも迅速に対応できる。

 サービスの価格(税別)は、基本サービスが月額3万4000円、通信機能はレガシー通信機能(最大1万件)が月額2万6000円、次世代通信機能(最大1万件)が月額7万2000円、Web-EDI機能(利用ID:50IDまで、受注または発注のいずれかを選択)が月額19万8000円。初期導入サービスは20万円から。