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豊富なラインアップと強力なサポートでハイブリッドAI時代を牽引するレノボのCopilot+ PC

 ビジネスシーンにおいて生成AIの活用が本格化する中、ハードウェアにもAI処理に特化した性能が求められている。2026年3月2日に東京国際フォーラムで開催された「Windows AI Day」(主催:インプレス、特別協賛:日本マイクロソフト)では、WindowsのOEMベンダー11社が展示ブースを構え、ローカルAIの実行に適したCopilot+ PC/AI PCを出展し、来場者に自社製品をアピールしていた。本稿では、その中からレノボ・ジャパンを取り上げ、同社の最新デバイスを紹介する。

多彩なニーズに対応する幅広いCopilot+ PCラインアップ

 法人向けの「Copilot+ PC」が登場して約1年半。PCメーカー各社がCopilot+ PCを拡充する中にあって、その先頭を走る一社がレノボだ。同社はノートPCとデスクトップPC、ワークステーションを合わせて20シリーズ以上という、非常に幅広いCopilot+ PCのラインアップを展開している。インテル、AMD、クアルコムといった主要ベンダーの各プロセッサーを搭載したモデルを用意しており、ユーザー企業の様々な用途や要望に合わせて最適な1台を選べる選択肢の豊富さは、同社ならではの強力な魅力である。

 フラッグシップモデルの「ThinkPad X1 Carbon」に限らず、スタンダードモデルである「ThinkPad Lシリーズ」、革新的なエンジンハブデザインを採用した薄型筐体の新ラインアップ「ThinkPad X9シリーズ」、さらにはデスクトップPCに至るまで、幅広い構成が提供されている。直近では「AMD Ryzen AI 300シリーズ」を搭載したミニPC「ThinkCentre neo 55q Tiny Gen 6」もリリースされ、ミニPCでもインテル、AMD、クアルコムの各プロセッサーが選択可能になった。

ThinkPad X1 Carbon Gen13 Aura Edition

Copilot+ PCのメインストリームを担う「ThinkPad X13 Gen 6 AMD」

 この多彩なシリーズ展開の中で、レノボがCopilot+ PCのメインストリーム機種として位置づけているのが、13.3インチのモバイルPC「ThinkPad X13 Gen 6 AMD」である。本機は、日々最適な場所を能動的に選びながら柔軟に働くハイブリッド・テレワーカーに向けて、モバイル性能を徹底的に追求したモデルだ。

 主な特徴は以下の通りである。

●高いAI性能:最大 50 TOPS のNPUを内蔵するAMD Ryzen AI PRO 300シリーズ(Ryzen AI 7 PRO 350 または Ryzen AI 5 PRO 340)を採用。
●圧倒的な薄型・軽量設計:質量は約959gからと、1kgを切る軽量さを実現。最薄部の厚みは約9.85mmからと非常にコンパクト。
●高い堅牢性と作業快適性:ThinkPad伝統のMIL-STD-810H規格にも準拠した堅牢性を誇る。さらに4辺狭額縁設計により87.8%の画面占有率を達成し、快適な作業領域を提供。
●高画質カメラと交換可能なバッテリー:鮮明かつ臨場感のある映像を提供する500万画素の高画質カメラを搭載。内蔵バッテリーは41Whと54.7Whから選択でき、ユーザー自身や組織内で任意のタイミングで交換可能な設計を採用。

ThinkPad X13 Gen 6 AMD

常時接続性とモダン管理による包括的な支援

 ハードウェアの進化に加えて、レノボが重視しているのが「ハイブリッドAI時代」における接続性と管理性である。強力なNPUを搭載したCopilot+ PCであっても、すべてのAI処理がローカルで完結するわけではない。そこで同社は、クラウドとの連携を見据えた機能拡張を行っている。

 その一環として、ワイヤレスWAN(5G/4G LTE)対応モデルに対し、容量無制限の通信回線サービス「Lenovo ConnectIN」をオプション提供している。最大5年分の通信利用権をあらかじめ組み込んだ「コネクテッドPC」として提供することで、ネット環境を気にせず、PCを開いた場所が即座にワークプレイスとなる体験を実現している。

 さらに、Copilot+ PCを真に有効活用するためには、デバイス管理のモダン化が不可欠である。レノボは導入前の支援として、顧客の働き方に応じた提案を行うホワイトボーディングセッションを実施している。また、Microsoft Intuneを用いた端末のクラウド管理や、「Windows Autopilot」によるクラウドベースの新しいPC展開方法を強力にサポートしている。従来型の手動キッティングを不要にするため、デバイス情報の提供や登録、Autopilotに最適なOSイメージの提供を行っており、あえて最低限のOSとドライバーのみを含めたクリーンなイメージを標準の選択肢として用意しているのも独自の強みだ。

 導入後のアフターサポートにおいては、法人向けに「プレミアサポート・プラス」を広く提供している。これには通常のサポートに加え、落下などのユーザー過失による自損に対する保証が含まれている。さらに、AIを活用してPCの稼働状態を監視し、故障の兆候を検知してテレメトリーで送信することで、予防保守や修理交換に繋げる高度なパッケージ対応も行っている。

 単なるデバイスの提供にとどまらず、多様なニーズに応える豊富なラインアップ、どこにいても仕事ができる常時接続性、そしてクラウドベースのモダンな運用管理と手厚いサポート体制を組み合わせることで、レノボは次世代の働き方を強力にバックアップしている。一人ひとりが最高の生産性を発揮できる環境を提供するレノボのソリューションは、これからのハイブリッドAI時代を切り拓く重要な基盤となるだろう。