ニュース
日本ヒューレット・パッカード、中堅・中小企業向けサーバー「HPE ProLiant Gen9」
(2015/12/17 14:57)
日本ヒューレット・パッカード株式会社は17日、中堅・中小規模企業向けの新たなソリューションとして、エントリーレベルのサーバー「HPE ProLiant 10」シリーズの新製品として、「HPE ProLiant Gen9」シリーズ2機種と、これらのサーバーをベースとした新たなソリューションパッケージの開発を促進するプログラムを発表した。
新たなサーバー製品は、ラック型の「HPE ProLiant DL20 Gen9」と、タワー型の「HPE ProLiant ML30 Gen9」の2機種。
「HPE ProLiant DL20 Gen9」は、奥行40cm未満とコンパクトな形状で、電源の二重化やSASディスクの搭載など、企業向けのサーバーに求められる信頼性・可用性を兼ね備えた1ソケットラック型サーバー。サーバーのライフサイクルにおける運用管理を自働化する標準機能により、オンサイトでもリモートからでも同様の管理環境を提供する。
CPUは、Xeon E3-1200 v5、PentiumもしくはCore i3プロセッサーを1基搭載。4個のメモリスロットで最大64GB DDR4 UDIMMメモリをサポート。1GbEのネットワークポートを2つ標準装備する。2.5インチHDDを最大4台、3.5インチHDDを最大2台搭載可能。標準保証で3年間のオンサイト修理に対応する。
「HPE ProLiant ML30 Gen9」は、スモールオフィス向けの1ソケットタワーサーバー。オペレーション時23dBというオフィス設置に適した静音性を実現。リモート管理や障害時のHPEサポートへの自動通報機能などの管理機能を提供し、IT専任者がいない店舗や、リモートオフィスであっても最適なサーバー管理を実現する。
CPUは、Xeon E3-1200 v5、PentiumもしくはCore i3プロセッサーを1基搭載。4個のメモリスロットで最大64GB DDR4 UDIMMメモリをサポート。2.5インチHDDを最大8台、3.5インチHDDを最大4台搭載可能。1GbEのネットワークポートを2つ標準装備する。標準保証で3年間のオンサイト修理に対応する。
日本ヒューレット・パッカードでは、今回発表の2機種のサーバーをベースとした「中堅中小規模企業向けソリューションパッケージ開発支援プログラム」を展開。 新たなソリューションパッケージの作成と展開を目指すソフトウェアベンダーや販売パートナーに対して、検証用サーバーの無償レンタルや検証用機材の特別価格での提供、事例作成やソリューション紹介ウェブの作成、セミナー実施などの共同プロモーション支援を行う。
また、日本ヒューレット・パッカードのオンラインストアでは、フルカスタマイズCTOに対応したモデルを販売。通常価格の30%引きでカスタマイズオプションを提供する「オプ得」の対象機種に今回発表の2機種を追加し、1月中旬までに順次追加する。